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和歌山市小教区僧階研修会

2024/11/03(日)

紀州本町道院にて和歌山市小教区僧階研修を挙行しました。

僧階講義の内容は

中導師科目  少林寺拳法における生涯修行の形態

権中導師科目 金剛禅の説明が少林寺開創の動機目的から始まることの意義

上記2項目にて講義が行われました。

 

まずは鎮魂行より

 

続いて  前田参与道院長による権中導師に向けての講義を行いました。

開祖が少林寺拳法を開創する動機がどのような状況下で、どのような思想から始まったのか等々の

講義を聞かせていただき、皆さん真剣に講義を聞きメモなどを取っておられました。

 

続いてグループに分かれ個人の意識・変化などを討議を行いました。

 

続いては 田村道院長による中導師に向けての講義が行われ

生涯修行の項目より、最年長である高野拳士より自己の体験談を聞かせていただきました。

 

講義を終え、時間は残り数十分と短くなりましたが易筋行へと移り

前田参与道院長より、天地拳の単演での忘れがちな諸注意点の再確認を行いました。

 

易筋行の後は、拳士全員にて作務を行い研修を修了

 

最後に参加拳士全員にて記念撮影

 

本日の研修にての覚書

少林寺拳法を通し

変えれる自分を見つけ、変われる自分に気づき、正しい判断を生むことで自己確立に繋がる

人を変えるのは難しい ならば 自分を変える 自分が変わることで周りの人も変わってくる

生涯においての孤独と孤立

孤立とは・・・一人になる・・・・・孤立してしまうと修復は難しい

孤独とは・・・一人である・・・・・過去を振り返り人生を見直せる

歳を重ねるごとに孤独と孤立が生まれてくる

似たような言葉ではあるが、全く相対する意味になる

孤独は避けようがないが孤立は己次第で避けることができる。

人は生涯を終えるまで、己で己を変え自己改革ができる それが自己確立なのだから・・・・・。

                               合掌    結手

 

 

 

 

和歌山県連 森下正紀会長との修練の一コマ

2024/10/20

田村道院長の同志

先日、道院のマットをご寄付頂いた和歌山県 森下会長が本町道院に来てくれました!

マットの紹介でも書きましたが、田村道院長と森下会長は40年来の同志

そのご寄付頂いたマットを敷いた道院を是非見に来て欲しい!

そして道院に来るなら 絶対に道着を着用で一緒に修練したい と森下会長に田村道院長より愛の打診

まずは、道院を代表し道院長より、花束による御礼をお伝えし

森下会長より、少しお話を聞き

みんなが待ちに待った会長との組手に入ります。

2列に並び順番を入れ替わり、それぞれ違う拳士と修練を行います。

最近は年齢もあり、少し体調も崩されていた森下会長ですが、みんなからのエネルギーをいただき

久しぶりに修練の汗を流し、また手を合わせることで英気を養って貰えたかなぁ~

最後はこの日修練に参加していた拳士で記念撮影

後日、手合わせした拳士より感想をいただきました

森下会長の昔を知る拳士からは

「やっぱり歳をかんじたなぁ~」との声もありましたが、体調を崩してた事も知っていたので

「元気で良かった!」と安堵の声

また。初めて手合わせした拳士からは

「話をする機会が無かったので、お話も聞け手合わせもできたことが良かった」

と、皆 森下会長のお身体を気遣う声が多かったですね。

森下正紀会長  ありがとうございました!

 

田村道院長 語録

**「気の許した友人」**

今回のマットの寄付を頂くにあたり、京都の友人である同志にマットの詳しい情報を電話にて聞いてみた時のこと。

友人より

「そんな寄付をしてくれる珍しい人が居るのですか?」「えらく気の許した方が居るのですね」と言われ

電話を切った後・・・・「気の許した友人」???? 今までそんなこと考えたことがない・・・・。

気の許した友人? など自分にはいるのか?と自問

森下会長がいつも、お世話をしてくれる  これが気を許してくれてる証拠・・・・。

お互いが気を許し、自己の益を度外視にし、付き合える友人  それこそが真の友人・・・。

己から気を許すことで、相手も気が許せる「もっと自ら気を許すことに努めて行かなければ」と再確認したそうです。

 

これこそが、自他共楽 であり 半ばは自己の幸せを半ばは他人の幸せを に繋がっていくんでしょうね~   合掌

 

 

 

 

 

 

 

続・達磨祭 坐禅

2024/10/19(土)

先日、道院内にて挙行した達磨祭に続き「拳禅一如」の修行の一つとして

本町道院より8名の拳士と今回の住職を紹介していただいた道院長のご友人の計9名にて

坐禅会を行いました。

今回、お世話になったのは和歌山市内鷹匠町にある曹洞宗「仙境山 珊瑚寺」さん

たいへん立派なお寺でした。

珊瑚寺は昔、和歌山市の和田村にあり「三五寺」としていましたが

天正13年 初代和歌山城主 桑山重晴公が現在の場所に移建し重晴公の菩提寺とし、

その重晴公が珊瑚の数珠を寄進したことから珊瑚寺と呼ばれるようになったそうです。

その数珠は今も寺宝として伝え続けられてるとのこと。

また、珊瑚寺さんの鎮守のお稲荷さんには「股白」と呼ばれた狐が住み着き、狐の恩返しのお話は

「日本昔話」にも「股白狐」として語られたそうです。

 

さて、いよいよ坐禅の始まりです。

住職より本殿への入る作法を聞き、本殿に入らせていただき次に坐禅座布の準備法、

結跏趺坐の組み方、手の手法など坐禅の作法を教えていただき、坐禅を始めます。

(私は体が硬く結跏趺坐はできませんが・・・)

鐘の音が「カン・カン・カン」と3音が開始の合図となります。

一瞬にして静けさに包まれ周囲の空気に吸い込まれていきます。

鳥のさえずり、木々の間を流れる風の音、空気感、時に近代的な自動車の音  

音というものを体全体で感じ調息に神経を注ぎます。

通常は40分ほどの時間をかけ座禅を行うとのことですが、今回は初めて坐禅を体験する方も

おられるということで、30分に短縮。

私は坐禅は今回で3回目ですが、始まってすぐ警策にて住職より姿勢を修正していただき

最初の1~2分は時間の流れるのが遅く感じますが、調息の仕方が整ってくると案外 30分は

短かったように感じました。  終始 自分の姿勢を修正するのが精いっぱいなので、

雑念を消すなんて、まだまだ無理ですけど・・・。

鐘の音が鳴り坐禅が終了

広間に移り、お茶を頂き談話し住職よりお話を聞かせていただきました。

住職のお話に

坐禅で大事なことは精神統一はもちろんですが、まずは丹田の下にて調息すること

そして立腰し姿勢を正すことにあり。

腰を立て姿勢を正す=精神を正し、態度姿勢を正し、生き方を正すことを意味するとお話をいただきました。

そして、坐禅中に雑念、煩悩を消すのはどうすればいいのですか?の質問に

「雑念を消すのではなく、その思想に現れた雑念を追わないようにするのです。」と教えていただきました。

参加した拳士からの感想は

前田支部長

「坐禅は初めての体験で、まだまだ集中できず・・・自分をもっと見つめ見直さなければと再確認できました」

柳園拳士

「十数年ぶりに坐禅する機会に恵めれ、湧き上がる思考を追わずよう心がけようとするも体は動かせずの状態。 そこで動かせない不自由を感じる事で日ごろの自由に改めて感謝することができた」

宮井拳士

「坐禅は初めての体験。 腰に持病があり肉体的・精神的にも苦痛を感じながらの坐禅。しかし住職より警策をいただくこともなく無事に終われて安堵。少林寺拳法を始め精神的・肉体的に強くなれてると実感。自分を知る良い機会となりました。」

中筋女性拳士

「初めは足の痛み眠気との闘いでしたが、呼吸に意識を向けることに集中していると、何かパッと開かれた感じを体験。終わったあとは、とても清々しい気持ちになれました。」

Brog担当の私は

「坐禅は3度目の経験 ストレートネックで猫背で姿勢が悪いことは自覚しているので、少林寺拳法を始めてから常に一番大事な正中線を意識するようになり、今回の坐禅にても自分の百会が正中線上にあるか?を意識し集中するようにし、調息にも心がけ挑みましたが始まって早々に住職の警策により修正をいただきました。 坐禅が終わってすぐに住職より「腰が悪いのですか?」とお声をいただき持病の指摘をされ、さすが住職!見過ごしてると実感もありました。 「雑念・煩悩を追わず」はまだまだできませんので精進していかなければと再確認」

最後に

田村道院長より

(この日、田村道院長は立ってるのもやっと、というほどの腰痛。しかし門下生が待っている!と

杖をついての来寺。残念ながら椅子にて座位にての参加となりました。)

「驚くことに座ってるのも無理か?と懸念していたが、坐禅が始まり精神を集中すると・・・あら?不思議。 腰痛が治まったと不思議な体感をした」

 この度の達磨祭にて皆さんにお伝えしたかったことは「拳禅一如」です。

 身体と心のバランスが修練でいかに大切であるか?を体験していただけたことに感謝いたします。

とお言葉をいただき

みんなで珊瑚寺のご本尊 聖観世音菩薩像の前で記念撮影し、達磨祭 坐禅会を修了しました。

この度 達磨祭を通し貴重な時間と体験をする機会をいただいた田村道院長

そして、その機会をいただけることを紹介していただいた山根さんに感謝申し上げます。

人間形成・人間育成における「禅」の大事さと必要性を再確認と再認識する機会に感謝。

ありがとうございました!!!

 

仙境山 珊瑚寺 では、毎月第一土曜日の朝6時より坐禅会を行っており、一般の方・団体の方も参加可能です。(初めての方は最初2~3回は作法会得のため短めの体験が必要)

詳しくは 珊瑚寺H/Pにて  曹洞宗『仙境山 珊瑚寺』- 和歌山市鷹匠町 (sangoji.jp)

 

達磨祭 挙行

2024/10/16(水)

金剛禅総本山少林寺では年に4度の行事が行われます。

1,新春法会  2,入門式  3,開祖忌法要  4,達磨祭 の4行事です。

その1つである 達磨祭とは

達磨大師の命日が10月5日とされております。

祖師達磨大師を礼拝し、その遺徳を偲ぶとともに、そこに集う皆で「拳禅一如」の修行に

一層精進することをお互いに誓い合う儀式です。

今回、吉井先生が司会を努め 首座はもちろん田村道院長

1,開式の辞    田村道院長より開式の辞

2,導師献香 につづき

3,教典唱和

4,祭詞奉読

5,門信徒献香   道院を代表し内原先生による献香

6,一同礼拝

7,導師法話

8,奉納演武 (割愛)

9,閉式の辞

閉式の辞を受け、無事に達磨祭挙行を終了しました。

法話にて初めて達磨祭を経験した准拳士の女性拳士に道院長より「どうでしたか?」と質問が・・。

女性拳士「はい・・・気持ちを新たに、と思いました」

田村道院長「それでいいんです。何かを感じていただけ、気持ちを新たに心機一転 精進するために行うのです」

本山では年間行事は行われております。 しかし 昨今 道院で年間行事をすべて行う道院が減りました、

しかし、私は本山で行う行事には意味があり、またその行事を伝授し伝え続けていくことに意義を感じます。

と話されました。

これも、伝え伝授していくという意義の中に

釈尊の教えを達磨大師が伝え身心一如の易筋行を主たる行とし、健全な肉体と健全な精神のバランスの取れた

自己確立「拳禅一如」の修行のあり方に繋がってるものだと思います。

                                  合掌      結手

 

少林寺拳法の内容の中で行われている行事の一部を見ていただければと

達磨祭の様子をBrogにしてみました。

紀州本町道院では、拳士を募集しています。  いつでも門を開いております。 

武道に興味があり、何かやってみようかな?って方は、まず遠慮なく見学から来てくださいね~~

 

道院の一部がリニューアル

2024/10/13(日)道院の一部がリニューアルされました!!

今までの道院をご存知の方やBrogを見ていただいてる方なら

一目瞭然!!

道院の床にマットが敷かれました!!!

今までは硬いフローリングでしたので、初めて武道を経験する方は

基本の基本である受け身の修練時には痛い(怖い)思いをしていたことでしょう・・・???

これからは、どんどん受け身の修練ができるかと思います。

まだ新品ですので、若干滑りますがこれからの冬に向けても あの「冷たっ」となることもないかと期待!

このマットは本町道院 田村道院長の40年来の同志

和歌山県連 森下正紀会長よりご寄付いただきました。

森下正紀会長は田村道院長と古き同志であり、いつも本町道院に気を配っていただいてます。

(道院内にある大きな鏡も、森下正紀会長よりご寄付いただいたものです)

まさに「教典」にある

「我等は、法を修め、心身を練磨し、同志相親しみ、相援け、相譲り、協力一致して理想境建設に邁進す」 

そのものですね。

森下会長 いつも本町道院にお気遣いいただきありがとうございます。

 また、マットを敷いた道院を見に来てくださいね~ (紀州本町道院一同より)

 あっ 道院に来るときは「道着着用」ですよ!!  (田村道院長より)

 

森下会長と田村道院長の憩いの一コマです。

(こんな道院長の笑顔は、森下会長といるときしか見たことない~~)

令和6年度 和歌山県地域社会 少林寺拳法指導者研修会

2024/10/12~10/13 少林寺拳法指導者研修会が開催されました。

コロナ感染症の影響もあり、7年振りの開催だそうです。

Brog担当の私はもちろん初めての参加。 我らが本町道院からは田村道院長をはじめ4名。

支部から3名の7名にて参加(いつも私がお世話になってる先生方です)

約60名の有段者の先生方が集結し開催され、高段者の方がズラリで初めての私はドキドキ不安だらけ・・・。

各会長、副会長、講師先生の挨拶にて開会し、鎮魂行に移り、準備運動に。

体育協会(高校体育連盟?)さんから、少林寺拳法の運動量が少ないとの意見があったとのことで

少林寺拳法に必要な動きの中に基礎筋力を鍛える項目を追加改善した準備運動を中森先生の指導のもと行われました。

この準備運動がキツイキツイ・・・準備運動で汗だくです。(私本人も参加しているため画像がありません)

準備運動を終え基礎技術に移ります

まず拳士全員で整列し、突き蹴りの単錬を行い次に講師先生から細かい注意点を教えていただきました。

基礎技術では、ほんとうに基礎の突きから体の動かし方、注意点などの指導をしていただき

准拳士の私なんか なるほど・・なるほど と納得することばかり・・・。

基礎を教わり、その後は3段まで4段以上にて別れ、細かい指導をしていただき、午前中の研修を修了

午後からはまず、座学にて中森講師(学校教論)より昨今の小中高の教育現状などを教えていただき、

座学修了後は技術研修に戻り、1日目の研修を修了。

・・2日目・・

1日目より軽めの準備運動を行い技術研修を開始

2日目は段位で別けるのではなく、44歳を境に年齢にてのグループ別けにて開始

Brog担当の私は44歳以上のほうに参加

胴プロテクターを装着し、実戦の当て感と当て方を再確認

44歳以下のグループからも大きな気合が飛び交っていました。

1日目と同じく午前の技術研修を終え午後は座学へ

2日目の座学は本部役員の谷講師にて指導者に必要な心構え指導方法などを教えていただきました。

残念ながら少林寺拳法にかかわる若い世代が減少している昨今

少林寺拳法の魅力をどう伝授していくか? どう指導していくか? まず どう集めるか?

少しきつめの指導をすると、「パワハラ」と言われてしまうご時世・・・。

昭和世代の私からみても、難しい時代・世代となっていく日本

その中で、「全てが人の質にあり」  その質の向上にどう接し、どう伝えていくか?どう育てていくか? 

ほんとうに考える必要がある時なのではないでしょうか?

難しい所は、ちょっと横に置いといて・・・

初めての参加で心ドキドキでしたが、今回の研修はほんとうに自分には勉強になり

より一層 少林寺拳法の素晴らしさ楽しさを感じる事ができる良い経験となりました。

2日の修練にて、体はバキバキの筋肉痛なのは内緒ですけどね。

しかし、この楽しさを感じてくるのは、准拳士ぐらいから?なのが、これまた難しいところなんでしょうね・・・・。

この度 この研修の運営に関わっていただいた先生方、講師の先生方、各団体の方々

そして参加された先生方に心より感謝申し上げます。     結手

 

 

 

 

2024/10/09 合格証書授与

2024年10月9日(水)

先日、このBrogにて紹介させていただいた女性拳士に6級合格証書の授与式を行いました。

入門式のBrogにても書かせていただきましたが

自らの精神を鍛えたい!と42年振りに少林寺拳法に復帰し忙しい家事の合間を創り修練に通い

入門者から6級拳士に合格

合格証書を受取り、改めて入門の動機と心情を発表していただきました。

その発表の内容の中に、「道院での出会いと修練の雰囲気の中に感謝の気持ちと心のゆとり(癒やし)を感じれた」

との、私達 道院の拳士として嬉しい言葉をいただきました。

気持ちの中に新しい「なにか」に気づき、頑張って修練されることだろうと思います。

この日 修練に参加していた先生と拳士からも、始めた動機を発表し笑いもあり拳士同志和むひとときにもなりました。

最後に田村道院長より、始めた動機 出会い 感謝 のお話をいただき、若き頃あの師匠に

出会い、そして開祖に直に出会い あの出会いがなければ今はないと語られました。

授与式を終え

再び手練の時間に戻り、みんなで楽しく汗を流す時間となりました。

人生には出会いがあり、その出会いを貴重な一期一会と捉え大事にしていきたい(生きたい)・・・・

いや・・・生きていかなければならない

そうすることで人として、己を前進させ人としての質を上げていきたい

人・人・人 すべてが人の質にあるのだから・・・・。   合掌     結手

 

 

2024.09.11 入門式を挙行

2024年9月11日

新たに紀州本町道院に入門された2名の拳士の入門式を挙行しました。

まず田村道院長により

1,開式の辞 を頂き

続いて

2,導師献香 を行い

道院長首座による

3,教典唱和

同じく道院長による

4,入門式表白文奉読

入門者を代表し 高野拳士による

5,誓願文奉読

続いて新入門者2名より

6,入門者紹介

誓願文を奉読した高野拳士

新たに入門された女性 中筋拳士

7,奉納演武は行わず

田村道院長より法話をいただく

8,導師法話

 我が紀州本町道院は自他共楽に力を注ぎ

自分には厳しく人には優しくを念頭に置き楽しく修行に励んでいます。

皆で楽しく少林寺拳法を! とお言葉を告げられました。

9,道院長より閉会の辞

以上にて無事に入門式を終え、正式に紀州本町道院の同志となられました2名

 高野拳士 中拳士参段

高野拳士においては、年齢78歳  56年のブランクを物ともせず

体力作り、体力維持のため本町道院の門を叩いていただきました。

正直なところ、このお歳でもう一度やろう というのは凄い事です。

それが少林寺拳法の魅力! そして最初の見学のときの道院長の熱き志!

 中筋女性拳士においても 42年のブランク

なんと! 田村道院長がスポーツ少年団にて小学生を教えてる頃

小学4年生の時に田村先生より教えを受けていたそうです。

そして自らの精神を鍛え修養したいと思い調べたところホームページにて田村道院長の名前に目が留まり門を叩いていただきました。

このように長い年月のブランクが有っても、もう一度やりたい!

やってみようかな?と思えるのが少林寺拳法であり、また道院長の人柄が見えるところではないでしょうか。

残念ながら少年拳士が減ってきている昨今であり、なかなか厳しい状況ではありますが、リターン拳士が戻ってきてくれることは、本当に有難いことです。

私も、この本町道院のブログを担当させていただき、そのブログを見て

入門していただける拳士も数名現れ、感謝感激でございます。

もっと布教に頑張らねば・・・・。   合掌 結手

 

 

 

2024.07.12 毎年恒例の地域貢献にて夜回りとゴミ拾いに

今年も行われました「夜回り&地域のゴミ拾い」に道院の先生方と参加してきました。

和歌山BBS会のメンバーと共に田村道院長がかれこれ数十年に渡り活動されている月に2度の夜回り活動。

その夜回り活動にて年に1度、夜回りをしながらゴミを拾う活動も行っています。

そのゴミ拾いに数年前から道院の先生方も地域貢献への一貫として参加されています。

当日はPM8:00にて本町道院に集合し、ゴミ袋を配り 田村道院長が用意してくれた数十本の「魔法の手」も配ります。

魔法の手??? それは、柄の長い物をキャッチできるやつ~(正式名称は何だろう??)

この魔法の手が有ることで、腰をかがめることも少なく、また汚れたゴミでも抵抗なくサッと拾えるスグレモノ!!

小さなタバコの吸い殻でも、サッと拾えるのです!!

まずは集合時間に集まれたメンバーにて写真をパチリ

私も入れて頂いて・・・もう一枚

ここからは、参加者の年齢も考慮し、田村道院長が考案した半分コース(1時間半ほど)と本コース(2時間半ほど)の

2コースに別れて活動開始。。。

まずは皆で、本町道院のある和歌山の老舗商店街「ぶらくり丁」からゴミを拾います。

しかし、昨今のぶらくり丁は組合の方々も進んで掃除を行っており。ゴミは少なめ。。。

ぶらくり丁を抜ける辺りにて、私は田村道院長と西山先生とはお別れです。(本コースへ)

本コース組は、ここから和歌山駅周辺を廻り、ゴミの収集と街の様子を見に行きます。

和歌山駅では和歌山新報さんが取材をしていただけました。

ゴミの様子は?といえば・・・ 連日の豪雨の影響も有ってか道全体は綺麗でしたね。

ただ、タバコの吸い殻は増えていた印象です。

それだけ若者が街に出て来てる証拠なのかも知れませんね。

夜とはいえこの蒸し暑い季節、みんなで汗だくになり、また時間的に「お腹すいたぁ」と冗談も交わしながら

無事に本町道院に帰還し、集めたゴミを分別し今年のゴミ拾いも終盤となりました。

こうして汗を流すことで仲間との絆も深まり日頃会わない方との交流となり、そしてご縁が生まれ人と人が繋がります。

人が繋がることで、何かが生まれ何かが変わり、また情報を頂く機会ともなります。

田村道院長は、その「ご縁」と「出会い」を大切にされています。

私も、この夜回りにて田村道院長と知り合い、道院に入門させていただき、少林寺拳法の魅力を知ることができました。

これこそが開祖の教えである

人、人、人、すべては人の質にある。 すべてのことが人によって行われるとするなら、真の平和の達成は、慈悲心と勇気と正義感の強い人間を一人でも多く育てる以外にない」 

に沿うものではないでしょうか。   結手  合掌

 

続々・紀州本町道院 田村道院長の日常

少林寺拳法の教えの一つ「世界の平和と福祉に貢献」があります。

田村道院長は数十年前より、地域の夜回り活動に参加し青少年への指導と街の繁栄に貢献されています。

また、数年前より和歌山のシンボルである和歌山城の清掃活動にも参加されており

昨日6月2日(日)も清掃活動に参加。

色入な職種、年齢、地域の方々が地域貢献に参加され、始めた頃は数人での活動でしたが

今では多いときでは100人規模となっています。

武種は違えど、武道の志は同じ  日本拳法の浦口先生と笑顔で1枚撮影

和歌山のゴミ減量のキャラクター   リリクルちゃんとも1枚

 

田村道院長が、このように色々な福祉活動やボランティア活動に参加するのか??

それは、開祖 宗道臣からの教えである「社会(世界)と福祉に貢献する」を念頭におき

また、先日の開祖忌法要の記事にて投稿した衣笠道院 長野道院長に教えて頂いた論語の1つ

「徳は独りにあらず必ず隣あり」 (意味 徳を積むと孤独には成らず必ず気の合った仲間ができる)を

自らが体験し体感し、人との繋がりを大事にし 志を同じとするもの愛集い相助け理想郷建設に邁進されております。