令和7年11月9日
紀州本町道院にて小教区僧階研修を行いました。
このblogをご覧の方が、既に少林寺拳法にて修行されてる方とは限りませんので
まずは「僧階」とはなんぞや?武道なのに僧侶?お坊さん?と連想されることでしょう。。
少林寺拳法は確かに武道です。その根本に釈尊(仏教の開祖)の教えである
人としての精神修行が基本の1つとして成り立っています。
その教えの布教のため宗教法人として金剛禅総本山少林寺として活動しているのです。
布教者になることを志し、修行を行い僧侶(指導者)としての階級を置き指導者としての志を高めていきます。
その階級のステップに、学びの場として僧階研修を行っています。
そんな一面をご紹介します。
まず最初に少林寺拳法では「教典唱和」から始まります。
道院町による鎮魂行 教典唱和

教典唱和に続き講義を始めます
まずは本町道院参与道院長 前田先生による少導師のテーマ「金剛禅の各儀式の趣意」について講義を聞かせていただきました。

少林寺拳法には年間を通じ色々な儀式が行われます。その一つ一つの意義、趣意についてのお勉強です。
続いて本町道院 田村道院長による権中導師のテーマ「金剛禅指導者は社会をどうとらえ認識するか」について講義を聞かせていただきました。

少林寺拳法では地域への貢献にも力を注ぐよう教えられます。
地域に貢献し、その中から人との繋がりを大切にし社会にどう向き合っていくか?個人として何が必要か?など
道院長の体験談をもとにお話しされました。
そして、その地域貢献についてグループに別れ、グループ討議を行い代表者により内容やグループの結論などを発表しました。


皆さん、短い時間でしたが地域への貢献について、熱く語り合っていましたね。
こんな感じで、僧階研修は無事に終了し、終了後は易筋行(普段の組手修練)を行い汗をながしました。
長文のblogとなりましたが・・・こんな感じで皆さん少林寺拳法という人間修行を行っています。
他の武道とは少し違う学問の勉強が必要(昇段試験には学科テストがあります)な武道です。
肉体を鍛え、精神をも鍛える武道 皆さんも一緒にいかがですか~~。
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